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[香典返しが届いたら] 友達や会社の人、親戚へのお礼の仕方と例文

目次

  1. 香典返し 満中陰志 が届いたら・・・
  2. 香典返しへのお礼の仕方 その1・はがきや手紙を出す
  3. 香典返しへのお礼の仕方 その2・電話で伝える
  4. 香典返しへのお礼の仕方 その3・メールやLINEでお礼を伝える
  5. 香典返しへのお礼の仕方・まとめ

香典返し 満中陰志 が届いたら・・・

香典返しへのお礼の例文 [友達 親戚 社内]

葬儀でお香典を渡した後日「香典返し」が自宅に届いたとき、「お礼」はどうすればいい?と悩んだときの対処方法(お礼のしかた)です。

まず、「香典返しへのお礼」は、「香典に対するお礼へのお礼」となるため、基本的には「香典返しへのお礼」は必要ありません

理由は『お礼にお礼を重ねる』ということは『不幸が重なる』『不幸が続く』というような良くないイメージにつながるから。

ですが、後日自宅へ「香典返し」の品物が配送されて来たら…

  • 目上の人だから失礼無いようにしたい
  • 大変な中、届けてくれたことへお礼を言いたい
  • もらいっぱなしは何か気になる
  • 友達なので先方に負担がない程度に相手を気遣う言葉をかけたい

などと思って検索してこのページを読んでくれているのではないでしょうか。

そんな時にちょうどいい失礼のない今どきの香典返しへのお礼のしかたがあります。

相手が友達なのか?目上の人なのか?社内の人なのか?それぞれのケース毎に向いている方法があり、「お礼の仕方」が違います。

ケース毎に今どきの失礼のない「香典返しへのお礼の仕方」を例文やテンプレとともにわかりやすくまとめてみたので、「香典返しへのお礼の方法」が気になる人は参考にしてください。

香典返し 満中陰志 をいただいた相手
  • 目上の人
  • 友達
  • 社内の人
香典返し 満中陰志 のお礼の仕方
  • はがきや手紙を出す
  • 電話で伝える
  • メールでお礼を伝える


香典返しへのお礼の仕方 その1・はがきや手紙を出す

香典返しへのお礼の例文 [友達 親戚 社内]

一番おすすめなのは「香典返しへのお礼のハガキもしくは手紙を出す」方法です。

葉書や手紙は丁度よい距離感があり、また「相手方の時間を取らず、相手方の手も煩わせない」という利点もあり、普段頻繁にやり取りをしていない関係性の場合や目上の方へのお礼の場合にも向いている方法と言えます。

ハガキでお礼を伝える場合はできるだけ早く香典返しが届いた翌日くらいには出しましょう。

「香典返しへのお礼のハガキや手紙の書き方」のテンプレートを置いておくので、参考にしてください。

:葉書や手紙を書くときの注意点:

  • 「ありがとうございます」という言葉は使わない。

  • 「お心遣いを頂戴し恐縮しております」や「ご丁寧なお心遣い大変恐縮です」などを使う。季語は入れても入れなくてもどちらでもOK。

  • 「拝啓」と「敬具」を使い、できるだけ簡潔に書くようにするのがポイント。
香典返しへのお礼:葉書でお礼をする
葉書や手紙のテンプレート

拝啓
 本日、ご供養のおしるしをいただきました。ご丁寧なお心遣い大変恐縮です。ご家族の皆様におかれましては、その後いかがお過ごしでしょうか。
 何かとご心労が多いことと思いますが、どうかお体をご自愛下さい。失礼ながら書中にて、ご挨拶申し上げます。
敬具
令和〇〇年〇〇月〇〇日

香典返しへのお礼の仕方 その2・電話で伝える

香典返しへのお礼の例文 [友達 親戚 社内]

普段、頻繁にやり取りをしている間柄や身近な距離感の人へは『香典返し』が届いたこととのお礼を電話で伝えることも有りです。

ただし、電話の場合は相手方の時間を取るため手をわずらわせることにもなり、また「まだ気持ちが落ち着いていない場合もある」ということも念頭に置いておくことが重要です。

:電話をする場合の注意点:

  • できるだけ簡潔に『香典返しが届いたことへのお礼』のみ伝えるように。

  • 「ありがとうございます」という言葉は使わず、「ご丁寧なお心遣い大変恐縮です」などを使う。

  • 相手方の心や体をいたわる言葉をかけてあげましょう。
香典返しへのお礼:電話でお礼をする
電話のかけ方の例
  • 今日、忌明け(きあけ)のご挨拶の品が届いたので、その後 いかがされているかなと思いお電話いたしました。ご丁寧な品を、恐れ入ります。もうそんな時期なんですね。皆さんいかがお過ごしですか?

  • お返しの品物をいただき、誠に恐れ入ります。その後、いかがお過ごしですか。

香典返しへのお礼の仕方 その3・メールやLINEでお礼を伝える

香典返しへのお礼の例文 [友達 親戚 社内]

普段からメールやLINEなどでやり取りをしている間柄や社内でメールのやり取りをしている間柄なら、『香典返しへのお礼』はメールで伝えるのも有りです。

常日頃からメールでやり取りをしているのであればこそメールでのお礼も有りですが、もしも目上の方にお礼を言うのであれば、『香典返しへのお礼』の場合はメールではなくハガキなどを出すほうが良いでしょう。

友達や親しい間柄の人、社内で普段メールやLINEでやり取りをしている人への『香典返しへのお礼』のメールの書き方のテンプレートを置いておくので参考にしてください。

:メールやLINEをする場合の注意点:

  • 「ありがとう」という言葉は使わない。

  • 「丁寧なお心遣い大変恐縮です」などを使う。

  • 季語は入れても入れなくてもどちらでもOK。

  • 長文をダラダラ書かず、できるだけ簡潔に書くこと。

  • 相手方の心や体をいたわる言葉も忘れずに。
香典返しへのお礼:メールやLINEでお礼をする
メールやLINEでのお礼テンプレート
  • 今日、お香典返しが届きました。どうしているかなと気にしていたところで、 却って恐縮してます。もうそんな時期なんですね。その後いかがですか?

  • 本日、ご供養のしるしを頂戴いたしました。ご丁寧なお心遣いをいただき大変恐縮です。その後、いかがお過ごしでしょうか。時節柄、どうぞご自愛くださいませ。

  • 今日、お香典返しが届きました。どうしているかなと気にしてたところで、 却って恐縮してる。もうそんな時期なんだね。その後どう?大変だと思うけど、無理しないでね。私に何かできることがあったら言ってね。

香典返しへのお礼の仕方・まとめ

香典返しへのお礼の例文 [友達 親戚 社内]

香典返しが届いたら、基本的にはお礼は不要ですが「品物を頂きっぱなしでは恐縮する」という場合はできるだけ早めに届いた旨とお礼をお伝えしましょう。

お礼の仕方は3つ。一番のおすすめはハガキや手紙でのお礼状です。

日頃からやり取りをしている友達や親しい間柄ならメールやLINEでも有りです。

できるだけ相手方の気持ちをいたわりつつ、お礼の気持を伝えましょう。